低カロリーダイエットはかえって体重を増やす
カロリーを制限するダイエットが、体重の低下やその維持を逆に難しくしている可能性があるという。摂取カロリーを減らすと、ストレスホルモンであるコルチゾールの産生が増大し、腹部脂肪の増加につながることが新しい研究で示され、医学誌「Psychosomatic Medicine(心身医学)」オンライン版に4月5日掲載された。
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カロリーをどのように制限するかは問題ではなく、自己流でも、「ニュートリシステムNutrisystem」や「ジェニー・クレイグJenny Craig」などのダイエットプログラムを利用してもコルチゾールの増大がもたらされると、研究を率いた米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のA. Janet Tomiyama氏は述べている。
米国では成人の47%が常にダイエットに取り組んでいるが、64%は元の体重以上にリバウンドしてしまうという。
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今回の研究では、女性121人を無作為に4群に割り付け、第1群は摂取カロリーを記録しながら1日1,200カロリー(kcal)を維持、第2群は普段通りの食事をして、摂取カロリーを記録。
第3群は1日1,200カロリーに制限したが記録はせず、第4群は普段通りの食事を摂り、記録もしなかった。
認知行動療法うつ病
3週間にわたる試験の開始時と終了時に、各被験者のコルチゾールおよびストレスの値を測定した結果、カロリー制限群にコルチゾール値の増大がみられたほか、カロリーの記録も女性の感じるストレスを増大させていることが判明した。
つづく
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